「in bloom」School Food Punishment

投稿者: としぼん 投稿日時:2012/06/14
カテゴリー:【J−POP】 【としぼんのおすすめ】 【おすすめ度:☆☆☆☆☆

 School Food Punishmentが、2012年6月11日に解散を発表しました。マンネリ化してしまった日本の音楽市場にあって、常に斬新なサウンドを創作してきたバンドだけに非常に残念です。


 彼らのサウンドの特徴は、ロックとエレクトロが重なり合いです。かと言って、同じような角度から音楽を作っている他のバンドとは明確に一線を画しており、独特な音空間がそこにはありました。人間的なものと機械的なものが見事に融合して、えも言われぬ高揚感を表現しています。また、それぞれの楽曲は明と暗の対比が素晴らしく、その表現力の幅に驚かされます。

 彼らの素晴らしい点は、それぞれの楽曲が魅力的でありながら、アルバムとして収録されたときにさらに魅力が引き出されることです。それぞれの楽曲がそこに収まるべくして収まっており、それぞれの粒(楽曲)が連なって見事なブレスレット(アルバム)を構成しているようなイメージです。


 彼らはメジャーデビュー後、2枚のアルバム「amp-reflection」と「Prog-Roid」を発表しました。これらは先に述べたように素晴らしい出来であり、つい何度も聴いてしまうアルバムです。
 
 School Food Punishmentの魅力の真髄はアルバムにあると思うのですが、何か一曲紹介するならば、「Prog-Roid」収録の「in bloom」を選びます。この楽曲はおそらくSchool Food Punishmentの中で、ずば抜けて「明」の楽曲です。一言でいえば、ラブソングではあるのですが、歌詞の甘さとは対照的に音が格好良いのです。
 冒頭の歌詞にある「雨上がり」を表すようなピアノの分散和音、その「雨上がり」から「晴れ」に向かっていく小気味よいドラムの響き、その上向きの世界の中で気持ちが加速していくベースの躍動感、そして、その気持ちが空に突き抜けていく終盤のシンセサイザーのソロパート。
この疾走感ある楽曲を是非とも聴いて欲しいです。


 こんなに素晴らしい作品を作れる彼らが解散してしまったことは、非常に残念でなりません。ただ、中心的人物の内村友美さんが言うように「歪なもの」だから美しい、それを美しいまま残すという意味では、解散は致し方ないのかもしれません。
またいつか、彼らの新しい作品が聴けるといいなと思って、日々頑張ります。

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