「青い傘で」FIELD OF VIEW

投稿者: としぼん 投稿日時:2009/06/18
カテゴリー:【J−POP】 【としぼんのおすすめ】 【おすすめ度:☆☆☆☆

 最近はあまり季節を感じさせない大衆曲が多いようで、大衆曲で四季を感じにくくなっています。10年前の曲ですが、この梅雨の時期に聴きたくなる楽曲を紹介します。

 デビュー当時ヒットを飛ばしたFIELD OF VIEWも中期・後期に入ると、それらに恵まれる機会も減りました。しかし、決して楽曲の質が悪かったわけではありません。私からすると、継続的に安定した作品を送り出していたと思います。むしろデビュー当時の“作られた”感を脱した中期・後期の方が彼らのカラーが顕著に表れていました。

 その中で「青い傘で」は、とても印象的な楽曲でした。大野愛果作曲、AZUKI七作詞という当時のビーイングの最高峰の作家を使い、編曲も徳永暁人にさせるという念の入れよう。この布陣でおかしな楽曲ができるわけがない。

 雨傘がある二人の風景を切り取った歌詞は、やはりAZUKI七の独特の感性を垣間見せるものとなっています。「青い傘でそらをつくろう」「ひとつの宇宙」など、狭い傘の中から宇宙まで世界を押し広げて、もしくは連想するのはなかなかできることではありません。とても鮮やかな印象を受けます。そして、そこまで素敵な歌詞を書きながら、決してラブソングだけに固執しないのも良いところです。迷いながらも自分で選んで生きていくというテーマも盛り込まれています。これがあることによって、密度が大いに高まっています。

 また、この歌詞にはこれしかないというくらいのメロディーも素晴らしいです。雨の風景だからといって、決してどんより暗くなるということはなく、むしろ雨が明るく踊っているような印象があります。冒頭のシタールのような音色が、弾ける雨を連想させるからでしょうか。

この楽曲があれば明るく梅雨の時期を過ごせそうです。

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