「FINAL BEST」LINDBERG

投稿者: としぼん 投稿日時:2008/09/03
カテゴリー:【J−POP】 【としぼんのおすすめ】 【おすすめ度:☆☆☆☆

 LINDBERGは本当に良いバンドだった。最近の音楽にありがちな「君と僕」だけの世界を歌っていたわけではない。社会風刺を交えたもの、自分を奮起させるもの、様々なテーマを昇華して作品として提示していた。その幅広さは今のバンドにはないのではないだろうか。

 LINDBERGは、90年代を代表するロックバンドである。元アイドルの渡瀬マキが男性バンドを引き連れて、ロック・ポップスを軽々と歌いこなす一風変わった背景を持っていた。その音楽性は基本主軸をロックに置きながらも、遊び心のある歌詞のおもしろさ、メロディーのシンプルさが絶妙に噛み合っており、唯一無二であった。それを支えていたのは、全員が作曲できるという実力なのである。

 現在LINDBERGは解散してしまい、新しい音源を聴くことはできない。しかし彼らの過去の音源は今でも色褪せない味を持っている。私が音楽に興味を持ち始めて最初に応援したのは彼らだったことが過剰な評価を生んでいるのかもしれないが、本当に良いのである。阪神タイガース・藤川球児の応援曲「every little thing, every precious thing」から彼らを知った人でも、昔聴いていたリスナーでもよいから、もう一度彼らの音楽に触れてみてほしい。

 この不透明な音楽ばかりがヒットチャートを賑わす2008年において、大衆的音楽とは何か。みんなが共感できるものがあるのか、それが見えてくるはずである。

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