「風と空のキリム/深呼吸の必要」MY LITTLE LOVER

投稿者: としぼん 投稿日時:2008/03/06
カテゴリー:【J−POP】 【としぼんのおすすめ】 【おすすめ度:☆☆☆☆☆

 映画「深呼吸の必要」のために書き下ろされた「風と空のキリム」と「深呼吸の必要」は、優しさで溢れた名曲である。この2曲は決してメジャーではないが、それゆえに誰も知らない自分だけのお気に入りの場所のように感じられる楽曲である。

 私は、この2曲がとても好きだ。何もしないけど優しい、そこにあるだけで空気をなごませてくれる。悲しいこと、辛いことがあったときに聴く機会が自然と多くなるのもこの楽曲の持つ力を信じてのことだろう。

 この楽曲を生み出すきっかけとなった映画「深呼吸の必要」も、私のお気に入りである。この映画は沖縄のサトウキビ畑が舞台で、サトウキビを収穫するキビ刈り隊(アルバイト)に参加した男女7名の心模様を描いた物語である。彼らの心の傷、葛藤、希望が、さわやかに描かれているのが特徴である。彼らの抱えているものがすべて描かれるわけではないが、そこがまた良いのである。すべてが描かれないのは、サトウキビ畑を経営する沖縄のおじいとおばあの家のルール「話したければ話す、話したくなければ話さない。」が映画にも反映されているからであろう。少し離れたところから見守ってくれる存在があって、全て受け入れてくれる人、仲間がいる。それがとても大切でかけがえのないものだと、そっと教えてくれる映画である。無理矢理に感動させようとか、そういった部分が全くない。そこが魅力なのだ。

 そして、その魅力はこの2曲にも通じる。映画を観終わったときのように、自然と希望が溢れ、心が元気になるのである。ゆったりとした時間の流れがこれらの楽曲には存在し、サトウキビ畑や海の景色が広がっている。時間と広さを持った、とても不思議な楽曲である。
深呼吸の必要の歌詞の一節「世界はいつも澄んでるわけじゃない とりあえず迷うこと怖がらずにいよう」は特に好きだ。

*深呼吸の必要はアルバム「akko」(ベスト版が付属しているタイプ)に収録されているが、風と空のキリムは、未だアルバムには収録されていない。風と空のキリムを聴くためには、このシングルを手に入れる必要があるが、損をしない1枚だと思う。

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