「うるわしきひと」いきものがかり

投稿者: としぼん 投稿日時:2007/03/05
カテゴリー:【J−POP】 【としぼんのおすすめ】 【おすすめ度:☆☆☆

「うるわしきひとよ そばにいてほしい」
3月7日発売の1stアルバム「桜咲く街物語」の先行シングルとなった「うるわしきひと」。
軽快なポップソングで、オーソドックスな雰囲気が魅力的な楽曲。

 この「うるわしきひと」は、代表曲「SAKURA」とは全く別の世界観で、女の子の恋愛模様を歌ったものである。どちらかというと女の子の恋愛模様を描いた前々作「コイスルオトメ」、前作「流星ミラクル」寄りの作品である。これらの作品の特徴は、恋愛一直線の女の子が登場するということと、その女の子の心情が丁寧に描かれていることの2点である。これらの全ての作品の作詞は、メンバーの水野良樹であり、男性が女性の心情を想像しながら書いているということになる。五十嵐充が在籍していた時期のEvery Little Thingと同様である。そもそも男性が女性の心情を書くということはとても難しい。男性的な視点、女性的な視点、ものの考えかたの違いは、男女差別という意味を除いても存在する。それはつくりが違うからなのであるから、その違いを超えて異性の心情を書くということは本質的には不可能である。しかし、男性から思う女性像を歌詞に投影することは可能である。女性の心情を丁寧に、輪郭をなぞるように描く手法を用いて描かれたのが「うるわしきひと」である。

 「いきものがかり」の楽曲は、わりとオーソドックスなメロディーラインを採っている。コードの展開も期待通りというか、ムリがないというか、やっぱりスタンダードなのだ。懐古的で、進歩性がないと言われれば、それまでだが、決して古いというわけではなく現代的な要素も備わったアレンジを施しているので聴きやすい。むしろ、スタンダードな音の運びの上に成り立っている「いきものがかり」は、ずっと残る音楽を作る可能性を秘めていて、全世代的にも受け入れられるであろう。
個人的には「うるわしい」という古典的で素敵な言葉を持つ側面を失わずに、良質なポップスを響かせてほしいなと思っている。

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