「Seasons Of Change」SING LIKE TALKING

投稿者: としぼん 投稿日時:2006/08/11
カテゴリー:【ポップス】 【としぼんのおすすめ】 【おすすめ度:☆☆☆☆

 SING LIKE TALKING(佐藤竹善/前田千章/西村智彦)による1997年発売の楽曲。この楽曲に付されているタイトル「Seasons Of Change」とは、「悠久の時の流れの中で、人物や事象、常識や価値観が絶えず移りゆく様」に対する詩的表現のことである。

 この楽曲の凄さは、他の楽曲と比べ「大きな力」を持っていることである。自分がどう生きていくべきなのか、偉大な自然の中で、小さな自分がいかに大きく生きていくか、そのテーマを扱いつつも、重くなりすぎず、聴く者にそっと提起する。
歌詞の中で「ぼくが生きている今は一瞬にも足りない だからなるべく遠くを見据えていたい」という表現がある。「遠くを見据えていたい」が、彼らなりのSeasons Of Changeへの答えである。目先の小さな出来事に囚われず、もっと先にある「本当のこと」「生きている意味」を見つめていきたい、私たちにそう言っているのではないのだろうか。

 また、この楽曲は構成上も非常によく出来ている。悠久の時を表現する以上、偉大なる自然に抱かれた自分を連想するような編曲をしなければならない、もしくはそうする方が聴き手には伝わりやすい。
 イントロ部分では、それを上手く表現している。イメージとしては、アフリカの大草原、アボリジニのウルル、アメリカのグランドキャニオンのような感じであろうか。イントロを聴いた瞬間、そういった世界が目の前に広がる。そしてサビに近づくにつれ、聴き手である自分は走り出し、大空へ駆けあがる。大空を飛びながら、大地を眼下に望み、地平線をじっと見つめる。そういった感覚になる楽曲なのである。
まさに非の打ち所のない楽曲である。

〜〜追記〜〜
 この楽曲に通じるセンスを持った楽曲は、レミオロメンのスタンドバイミー、My Little Loverのevergreenである。前者は、視点が私たち人間よりで、後者は前者の楽曲とSeasons Of Changeの中間といったところか。


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