「SINGLES COLLECTION + 6」WANDS

投稿者: としぼん 投稿日時:2006/05/23
カテゴリー:【J−POP】 【ロック】 【としぼんのおすすめ】 【おすすめ度:☆☆☆

「90年代を駆け抜けたWANDSののベストアルバム」

このアルバムは、第1期と第2期WANDSのシングルベストである。

WANDSは幾度かのメンバーチェンジを行っており、それぞれにおいて明確な区別がなされている。
第1期は、91年デビューで、上杉昇(Vocal)、柴崎浩(Guitar)、大島康祐(Keyboard)。
第2期は、92年に大島が脱退の後、柴崎の親友である木村真也(Keyboard)が加入。
第3期は、96年、上杉と柴崎が脱退し、和久二郎(Vocal)、杉元一生(Guitar)が加入。
そして、2001年解体(解散じゃないそうです。)

 つまりWANDSにオリジナルメンバーがいるのは第2期までであり、楽曲の質も人気も頂点に達していたのはその時期までである。第3期のVocalの声質は上杉に似ていて、Vocalのメンバーチェンジが行われたことは知らない人も多いが、私見から言えば、上杉のボーカルセンス、テクニックは和久よりも格段に上である。また柴崎の卓越したギターテクニックも第2期終了まで高められており、第2期までが真のWANDSと言える(第3期が好きな方ごめんなさい…悪気はありません)

 そもそもWANDSは、BEING(ZARDなどが所属するレコード会社)が、ポストB’zを作ろうとして、大島康祐を中心に作られたものである。であるから、最初の音楽性は初期B’zに見られるデジタルビートが主体であった。しかし、デジタルビートを得意とする大島康祐が脱退することによって、上杉と柴崎がイニシアチブをとり、ポップス主体からロック、ロックからオルタナティブへと変貌を遂げていく。BEINGとしては売れ筋のポップでキャッチーな路線をとっていくつもりであったようだが、WANDSの中心である上杉と柴崎は自らの音楽性を押し通し、BEINGとメンバーが反発しあうことでWNADSとしての活動が滞ってしまった。結果として上杉と柴崎はWANDSを脱退し、後にal.ni.co(解散済み)というユニットを結成。これは全くもってWANDSとはかけ離れた音楽性を有するユニットであるが、強烈なメッセージ性と、だみ声でシャウトする上杉、爆音でギターをかき鳴らす柴崎は「かっこよすぎる」のである。(あれ?WANDSの紹介?al.ni.coの紹介?)

 とにかく、Vocalはバンドないしユニットがメッセージを伝達するときの最重要ポジションであるにもかかわらず、Vocalを代えてまでもユニットを継続しようとした第3期WANDSは理解に苦しみますが…第2期までは、相当なレベルに達していたのは事実です。
個人的には2ndアルバム「時の扉」でポップ路線のピーク。4thアルバム「PIECE OF MY SOUL」がロック路線のピークだと思っています。それらもお薦めです。
 ただ、WANDSが売れていた頃からすれば、だいぶ時間が経過しているので知らない人も多いと思いこのベストアルバムをお薦めします。WANDSのベストは第3期を含めたもの(例えばHISTORIAL BEST、BEST OF WANDS HISTORYなど)がありますが、やはり、このベストアルバムが一番です。

 ちなみに「もうラブソングは書けない」とまで上杉本人にまで言わしめた「世界が終るまでは…」(スラムダンクのエンディング)は必聴です。他にも「時の扉」「もっと強く抱きしめたなら」などのヒット曲も満載です。

【収録曲】
01.天使になんてなれなかった
02.時の扉
03.もっと強く抱きしめたなら
04.恋せよ乙女 –Remix-
05.世界中の誰よりきっと –Album Version-
06.Just a Lonely Boy
07.ありふれた言葉で
08.白く染まれ
09.ふりむいて抱きしめて
10.寂しさは秋の色
11.星のない空の下で
12.Jumpin’ Jack Boy
13.愛を語るより口づけをかわそう
14.世界が終るまでは…

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